クローニングにおいてトラブルシューティングはつきものです。
ラボでうまくいかずに困っている人は案外多いのではないかと思います。
なので、クローニングの一連の流れと、トラブルシューティングを図にしてみました。
右上を目指して頑張りましょう!!
細けえんだよっていうツッコミは無しでお願いします(笑)。
こうして書いてみると手順が多くて面倒だと思われるかと思いますが、馴れれば大した事はありません。
手強いのを何度も相手にしていると、色々な経験が積まれて行くので、実はこれでも足りないと感じております。この図が少しでもお役に立てば幸いです。
※ちなみに、あくまで上のフローチャートはTAクローニングや制限酵素を用いたカッティングとリガーゼを用いたクローニングに対応しており、相同組み替えを利用したクローニングには対応しておりません。
※あと、プレートの赤線/黒線は昔私が所属していたラボのルールです。アンピシリンの入った培地の蓋には赤い線のマーク、カナマイシンの入ったプレートの蓋には黒い線のマークがついていました。私は自分でプレートを作る際にはいまだにこの赤/黒でマークをつけています。
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