イダテンカジカ Ocynectes maschalis Jordan and Starks, 1904
2025年6月29日撮影 水深1.5メートル
個体数はそれほど多くなく、時折見かける程度です。小型のカジカで、ゴロタ場や桟橋のカキ殻の間などに住んでいます。「カジカらしい」見た目の魚という印象です。丸顔なので〇〇アナハゼと呼ばれる魚とは区別がつきやすいです。
アナハゼ Pseudoblennius percoides Günther, 1861
キリンアナハゼ Pseudoblennius sp.
2025年6月27日撮影 水深3メートル
アナハゼのうち、アサヒアナハゼとアナハゼは実験所前では個体数が多いためよく見かける魚です。「キリンアナハゼ」は日本海側と東北の太平洋側に生息しているアナハゼの一種のようですが、有効な名前がついていない種類のようです。詳しい判別ポイントはまだ勉強中です。写真の個体はいわゆるアナハゼの柄模様をしております。
アサヒアナハゼ Pseudoblennius cottoides (Richardson, 1850)
2025年6月28日撮影 水深3メートル
前種のアナハゼ同様に比較的良く見かけるアナハゼです。ゴロタ場や海藻の間、アマモ場などに広く見られます。不定形の茶色い柄模様が入っております。
アヤアナハゼ Pseudoblennius marmoratus (Döderlein, 1884)
2025年7月7日撮影 水深2メートル
アサヒアナハゼに似ておりますが、体格は小さく、眼上の皮弁が目立つことや背中に楕円形の茶色い模様が入っていることで見分けることができます。実験所前ではアナハゼやアサヒアナハゼと比べて個体数は少なく、良く探さないと見つからない魚です。
オビアナハゼ Pseudoblennius zonostigma Jordan and Starks, 1904
2025年6月27日撮影 水深4メートル
他のアナハゼの仲間よりも岩礁帯で見かける印象です。名前の帯模様よりも顔つきが他のアナハゼよりも丸く、寸詰まりなフォルムをしているため見分けるのは容易です。それほど個体数は多くありませんが、岩の上でじっとしているので比較的見つけるのは容易です。
スイ Vellitor centropomus (Richardson, 1850)
2025年7月31日撮影 水深1.5メートル
岩礁帯の海藻の間でよく見かけます。あまり目立たない魚ですが、個体数は少なくないので海藻周りを探せばすぐに見つかります。体形は細長く、他のカジカの仲間とは見分けるのが簡単です。
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