ホンベラ Halichoeres tenuispinis (Günther, 1862)
2025年6月26日撮影 水深4メートル
ゴロタ場や岩礁付近で周年見かけますが、暖かい時期の方が個体数数が多いです。実験所前ではキュウセンと並んでよく見かけるベラです。写真はオス個体で、性転換前のメスは背側がベージュ色の色彩をしております。
キュウセン Parajulis poecileptera (Temminck and Schlegel, 1845)
2025年6月27日撮影 水深3メートル
ゴロタ場や岩礁付近で周年見かけます。ホンベラ同様暖かい時期の方が個体数が多くなります。写真はメス個体で、性転換度のオスは緑色の鮮やかな体色をしております。
オハグロベラ Pteragogus aurigarius (Richardson, 1845)
2025年6月27日撮影 水深5メートル
アマモや海藻の周りで見かける機会の多いベラです。周年生息しております。他のベラよりもあまり動き回らない印象で、海底に横になっていたり、海藻の間に留まっていることもあります。写真はメス個体で、オスは第一背びれがフィラメント状に伸長し、体色もメタリックで派手な模様になります。
ホシササノハベラ Pseudolabrus sieboldi Mabuchi and Nakabo, 1997
2025年7月29日撮影 水深4メートル
主に岩礁付近で周年見かけます。せわしなく岩礁を出たり入ったりと動き回っているので写真をうまく撮るのが難しいです。写真はメス個体ですが、体格が大きくこれからオスに変わっていくのでしょう。性転換後の雄個体は青みがかったメタリックな色彩になります。
カミナリベラ Stethojulis interrupta terina Jordan and Snyder, 1902
2025年9月19日撮影 水深2メートル
2024年に実験所前に現れ、数が増えておりましたが冬季にどこかへ移動してしまい、2025年はしばらく登場しておりませんでしたが、良そうな場所を探しに行ってみたら2025年も現れました。実は8月くらいからちらほら見かけるようになったベラの幼魚はカミナリベラだったようで、ようやく成魚と幼魚の顔が一致しました。
アオブダイ Scarus ovifrons Temminck and Schlegel, 1846
2025年9月19日撮影 水深50センチ
2025年にはじめて存在を確認しました。ベラの仲間だとは思いましたが、最初何ベラかわからずいろいろ調べていて新潟市水族館マリンピア日本海さんの記事にたどりつきました。新潟でも稚魚・幼魚が採集されているのですね。成魚は見かけないので、おそらく季節来遊魚なのだと思います。
実験所前で見かける(見たことがある)ものの、撮影できていないもの
ニシキベラ Thalassoma cupido (Temminck and Schlegel, 1845)
かつては時々見かけておりましたが、ここ最近は見かけておりません。
コブダイ Semicossyphus reticulatus (Valenciennes, 1839)
冬季など寒い時期に岩礁帯でまれに見かけます。実験所前で見たことがあるのはまだ白いラインの入った幼魚で、成魚はいまのところ見たことがありません。
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