ヌタウナギ綱 ヌタウナギ目
ヌタウナギ Eptatretus burgeri (Duncker and Mohr, 1845)
2023年2月22日撮影 水深50センチ
いわゆる「魚類」の図鑑で紹介されている生き物ではあるものの、ヌタウナギはヤツメウナギとともに無顎類にカテゴライズされており、脊椎動物の一群ではあるもののヌタウナギ綱という全く別のグループに含まれる生き物です。低水温の時期になると夜に浅い場所や水面直下を泳いでいる姿を見かけることもあります。また夜間潜水時にも出くわすことがあります。写真の個体は夜間に浅場へ上がってきており、手で触れるくらいの水深におりました。
軟骨魚綱
ホシザメ Mustelus manazo Bleeker, 1854
小型のサメで、夜間潜水時に一度だけ遭遇したことがあります。実験所前に現れることは少ないと思われますが、投げ釣りなどで釣れるそうなので、加茂湾内には生息していると思われます。
アカエイ Hemitrygon akajei (Müller and Henle, 1841)
潜水中に急に水の濁りが発生してしていると、アカエイが砂泥の場所で採餌していることがよくあります。アカエイが採餌した場所は洗面器か大きなタライくらいの範囲に窪んでいるのでわかりやすいです(クロダイの採餌跡は深いすり鉢状になっています)。すぐに逃げてしまうのでなかなか近づくことができず、これまでうまく撮影ができておりません。定点カメラでも置くしかなさそうです。
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